このページでは、当事業所が月に1回程度開催しているセミナーを参加されている受講生の方々のアンケートの一部を抜粋し受講生の声として集めました。

参加者の中にはごく一部の方ですが、レジュメがわかりにくい、講義内容がわからない、理解できないという方もいらっしゃいましたが、大多数のセミナー参加者にはご満足頂いているようです。
今後はアンケートの結果をもとに、よりセミナー内容が理解できるよう、またご満足いただけるセミナーを提供していきます

参加者の中には同じ項目に重複して答えている方もいらっしゃる為、重複して集計している事で必ずしも100％になっておりません。ご了承ください。

　介護スキルアップセミナー　H29.8~H30.3集計分

セミナー参加者出身地

やはり福岡県内が一番多く、全体4割弱を占めています。その他としては九州圏内が4割強、九州圏外でも1割近くを占めています。4月の熊本地震以降では福岡県内が9割以上を占めています。

• セミナーに参加される受講生の出身地はやはり福岡が7割近くを占めています（福岡近郊の都市で開催）。一方その他の都市としては佐賀、熊本、鹿児島など九州全県にわたっています。
• 今年度になって福岡県内2か所、熊本、鹿児島と九州圏内3か所で開催していますが、やはり福岡県内の会場では県外の方が来られているのが実情です。
• この統計から言えることは、自県に希望するセミナーがない、また一番近くにあっても九州にスキルアップのためのピンポイントに絞ったセミナーがなかなか見つからないことが容易に想像できます。
• 半年間、県外（熊本、鹿児島）2都市で開催してきましたが。福岡県内より参加者が多く、なかなか受講したいセミナーが近くで開催されていないことが分かります。

レジュメについて

「わかりやすい」「普通」とあせると全体の8割を超えます。一方「わからないと答えた方は全体の22.5％でした

• 押さえるべき要点がまとめられており、とても分かりやすいです。また各セミナーとも事例が設けられておりとてもためになります。
• ポイントがまとめられており、またチャートを多様に用いられていて自分で読んで理解できるので、大変助かります
• 職場に持って帰って役に立ちそうです。分からないところが的確に書かれており、とても助かります。
• 資料が充実しており、ポイントもまとめられているので現場で使えます。
• レジュメというより資料です。私だけでなく後輩にも教えるのに十分有効性を発揮できます。

講義内容について

「非常に良い」」「良い」を合わせると6割近くを占めます。一方「悪い」と答えた方は2％でした

• 良いです。先生の実体験も交えての講義なので、中身が濃いですやはり現場を経験されたからこその内容だと思います。
• とても分かりやすいです。レジュメの内容とともに職場に持って帰って他の職員に伝達します。
• 各セミナーとも事例をもとに解説してくださるので実践的なセミナーとなり満足しています。
• ポイントを押さえた丁寧な講義で無理のないスケジュールで進めてくれるので初学者にとっても頭にが入りやすいです。
• 介護記録が外部に提供するために書かなければいけない事なんて考えませんでした。禁止ワードを使っているのでまずはそれから直していかなければならないと痛感しました。あるが当ございます。

セミナー内容の理解度

「理解できた」「大体理解できた」でほぼ9割半です。
一方「理解できなかった」という方は2.8％とごく少数でした

• 特に介護請求など事務系のセミナーではプロジェクターを用いることで明細書のポイントとなる箇所を示すことで理解しやすいように工夫をしている事がこのような結果になっているものと思われます。
• この統計から言えることは、自分で読んで理解できる様なレジュメを作成することが、セミナーの必要条件であると言えます。

セミナー参加目的

「自分自身のキャリアアップ」が一番多く全体の4割を超えます。また「仕事上必要」」と答えた方は全体の3割弱でした。

• やはり「自分自身のキャリアアップ」が大多数を占めており、積極的に受講参加をされている様子がうかがえます。　　　　　一方「上司の勧め」は13％で全体の1割弱を占めています。
• このグラフから言えることは、現場スタッフがスムーズに業務をおこなう為、自分のスキルアップの為セミナーを自分から受講するという意識の高さがうかがえます。
• 自身でのスキルアップを図らないといけないという危機感、また事業所全体の研修はなかなかできないというのがこの集計データからうかがえます。また研修を受けたくても近くに知っている上司がいないから結局は自分自身で何とかしなければというのがこのデータから読み取れます。

今後のセミナー参加について

「参加したい」「ぜひ参加したい」をあわせると全体の7割半です。一方「参加したくない」の割合は2％でした。

• このアンケートから言えることは、自分自身のスキルアップの為もっと技術を高めたい、知識を吸収して現場に生かしたい為にセミナーに参加したいという事が推測されます。

【総合】セミナー満足度

「非常に満足」「満足」を合わせると全体の8割を超えました。また「普通」とあわせると全体の9割以上を占めます。

• このアンケートから言えることは、セミナー開催において講師に求められる条件としてわかりやすく説明すること、セミナーに使用するレジュメをわかりやすく作成することが重要だということが分かります。

全体的な感想

• 今回は上司の薦めで参加しました。全体的にとても丁寧な講義でした。ただ要望を言えば数値の入った明細書の事例を挙げた実践的なもだとの良かったのですが・・・また機会があればぜひ参加したいです。
•   こういった細かな内容のセミナーは珍しいと思います。今後もこういった細かい内容についてのセミナーがあればぜひ参加したいです。　ありがとうございました。
• レジュメがとても分かりやすく、課題が解決できたような感じでとても充実したセミナーになりました。またいつもは、国保連から審査結果に関する書類は、ざっと見る程度で読み方がわかりませんでしたが、このセミナーでわかるようになりました。参加して良かったです。
• 施設において数名の方がパーキンソン病でおられ、この病気についての知識が欲しかったです。今回の講習は大変勉強になりました。
• 講師の先生の実体験に基づいた内容がとてもわかりやすく感じました。今抱えている課題が改善できるのではないかないかと思いました。本当にありがとうございました。来てよかったです。
• 資料が充実しています。今日県外から来ましたが、全く知識がなかったことが理解できてよかったです。

今後のセミナーへの要望　　〜今後の改善点〜

◆セミナー開催会場に関する意見

• 博多、天神で開催してほしい。また北九州・小倉地区でも開催してほしい。

◆運営上に関する意見

• 最後になるほどセミナーによっては時間が足りなくなる。もっと時間配分を考えてほしい。

◆セミナーに使用するレジュメに関する意見

• 資料がたくさんあり、講義中あちこちに移動して分からないことが時々ある。資料等をできるだけまとめてほしい。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• 資料が充実しているのはよいが、今何の資料でどこを進んでいるのかが、分からない。もっとわかりやすく資料ごとの表紙の色を変えるなどの工夫が欲しい。
• レジュメごとに番号を振ったら分かりやすくなると思う。

◆セミナー内容に関するご意見

• 介護保険請求明細書についてもっと数値を載せた事例を多数取り上げて、より実践的なセミナーをしてほしい。

•  介護記録については一般的な決まりごとの説明にとどまらず、もっといろいろな生活場面でのケースでの記録事例を取り上げてほしい。
•  介護予防・総合事業について、他市区町村の取り組み事例を紹介してほしい。　

貴重なご意見ありがとうございます。
今後は、分かりやすい講義を心がけることはもちろん、出来る限り事例を多数取り上げて、実践的にセミナーを進めていきます。
みなさまからいただいたご意見は今後の運営の参考にさせていただきます。

今後のセミナー運営の課題　〜当事業所から〜

• 当セミナーで使用する資料は　�@レジュメ　�A参考資料　�B追加資料など多数にわたります。1つのテーマですべてのことを説明するにはどうしても資料等が多数枚にわたってしまうのが現状です。それらを限られた時間（3時間くらい）ですべてを説明するのには限度があります。
  当事業所で作成しているレジュメ等は読んでいただければ、ご理解していただけるように工夫しており、その結果が講義で割愛しなければならない部分があるにもかかわらず、8割以上の方がセミナーにご満足していただいているものと思われます。
  
  これらのことを考慮して今後は、同じテーマを2日に分けて開催するなど、時間の確保が課題と言えます。
  レジュメ等配布資料をすべて説明できることができたら、セミナーに対する満足度が増えるのではないかと今回のアンケート結果から推測されます。

• 時折セミナー終了後のアンケートからご指摘があることですが、資料がたくさんあり、今どこの資料の難ページを進んでいるのか分からない、資料ごとに表紙の色を変えたらどうかというご指摘をいただきます。　　　　　今後は、できるだけ資料・レジュメの冊数をまとめること、またひと目でわかるように資料ごとに表紙の色を変える等編集に工夫をすることが、今後の課題であると言えます。
• 当事業所が主催するセミナーは、県外の方が多いのが特徴です。特に介護請求、給付管理など事務系のセミナーでは参加者全体の6割以上県外参加者が占めています。県外参加者にとって拠点となるのは博多駅です。県外参加者にとってできるだけセミナー会場は博多駅に近い方がいいのが本音ではないでしょうか。今後はできるだけ事務系セミナーを開催する際には、県外参加者の利便性を考え、博多駅近く、もしくはJR 駅から徒歩1~2分県内の会場で開催することが課題です。
• 講義内容、レジュメ内容だけでなく、会場に対する苦情もいただくことがあります。会場によっては駅から遠い、口調の調整がこまめにできず暑くて集中できない等ご意見をいただきます。この評価が全体のアンケートにも表れており、ひいてはセミナー内容が理解できたかどうかにも響いていることが分かります。今後は出来るだけ受講生の利便性を考え、長崎・熊本・佐賀・大分など九州圏内の都市に開催の場を広めていきたいと思います。その際の会場選びとして上記苦情のご意見を参考にしていく予定です。　
• 昨年から県外（熊本、鹿児島）にて開催しておりますが、県によって必要とされるニーズが異なることが分かってきました。今後は、1年に1県ずつ活動範囲を広げていき、北部九州、南部九州に広げていく予定にしておりますが、評価をまずまず頂いた県には、今後定期的に開催をしていく予定としております。　　　　　　　　　　　　　　　
  また県によって受講生に求められるニーズは異なることも分かってきました。今後はニーズを分析したうえで、より効率的なセミナー活動を進めていく予定としております。